2025年6月6日「衆議院」内閣委員会 今井雅人議員

今井雅人議員 内閣委員会(ギャンブル依存症対策 カジノ管理委員会の強化)字幕 20250606

今井雅人議員
 公営ギャンブルでの依存症の急増というのが非常に大きな問題になっていると。いわゆるポイ活ですとか、あるいは友達キャンペーンといってポイントを付与するとか、ちょっと過度なキャンペーンによって依存症の方が増えてしまっているっていう状況があると。その点についてのご認識は、どういうふうに考えていらっしゃるかお伺いしたいと思います。

伊東国務大臣
 ギャンブル等依存症につきましては、当事者や家族の日常生活や、社会生活に支障を生じさせるものでありまして、多重債務、犯罪等の重大な社会問題を生じさせる場合もあると認識をいたしております。公営競技につきましては、近年、売上の8割から9割がインターネット投票によるものとなっている中で、オンラインで行われるギャンブルには、時間や場所を選ばずにアクセスできることや、実際に金銭をかけている感覚が乏しくなるなど、ギャンブル等依存症につながりやすい特徴がある等の指摘があると認識をいたしております。

今井雅人議員
 今、これ、いろいろな省庁に横断的にかかわっているのでございますけれども、今のこの対策については、ギャンブル等依存症対策推進本部で対策を練っておられますけれども、私は強化が必要だと思っているんですね。この人員を強化するか、あるいはカジノ管理委員会、実際は大阪のこれからやるIRを管理するっていう機能ですけれども、中には依存症の対策っていうのも入っているわけなので、このカジノ管理委員会を衣替えしてですね、ギャンブル等の全体に対する依存症の対策というのを、一括でちゃんと監督するっていうような機能を強化したらどうかと思うんですが、いかがでしょうか。

林官房長官
 カジノ管理委員会でございますが、IR施設内におけるカジノ施設の監督を行うことになっております。ギャンブル等依存症対策の本部ですが、政府全体で取り組みを総合的、かつ計画的に推進することとされております。政府といたしましては、この推進本部を司令塔として、依存症により不幸な状況に陥る人をなくして、国民の健全な生活の確保等実現するため、各省庁密接に連携しながら、カジノ管理委員会ともですね、必要に応じて連携をしながら、ギャンブル等依存症対策を実行してまいりたいと考えております。

今井雅人議員
 いろいろなところで依存症が起きておりますので、一か所だけじゃなくて、全体でやっぱり対策を打つ必要がありますので、司令塔をしっかり強化していただきたいということをお願いしておきます。

以上

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