
京都アニメーションの殺人放火事件で殺人などの罪で起訴されている男の裁判。2日目の6日は、男が確保された時の約3分間の音声が公開されました。男は「小説のアイデアを盗まれた」と主張しており、検察が京アニ作品との比較をする場面もありました。
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■裁判2日目 事件直後の肉声が
2019年7月、京都アニメーション(京都市伏見区)のスタジオが放火され36人が亡くなった事件で、殺人などの罪に問われている青葉真司被告(45)。2日目の裁判となった 6 日、法廷では、青葉被告が警察官に確保された時の約3分間のやりとりの音声が公開されました。
■「頑張って言え」の問いかけに…
警察官
「何でやった? 言わなあかんで。頑張って言え」
青葉被告
「パクられた」
警察官
「何を?」
青葉被告
「小説」
警察官
「何で火をつけた?」
青葉被告
「ガソリン」
警察官
「あそこは知ってる? 火をつけたところ」
青葉被告
「知らねえよ」
警察官
「関係ない?」
青葉被告
「お前らが知っているだろう」
警察官
「何でやった?」
青葉被告
「パクりまくったからだよ」
■字幕の出るモニターを見つめる被告
警察官
「何を?」
青葉被告
「小説」
警察官
「(話す)義務がある」
青葉被告
お前ら全部知ってるだろ」
警察官
「住んでいるのはどこ?」
青葉被告
「……」
警察官
「ガソリンはどれくらい?」
青葉被告
「……」
警察官
「頑張って言え」
音声が流れている間、青葉被告はゆっくりまばたきをしながら時折、字幕が出るモニターを見つめていました。
■京アニ作品と青葉被告の小説を比較
青葉被告は、京アニに「自分の小説のアイデアを盗まれた」と主張しています。この点について、検察が京アニの作品と比較する場面もありました。
例えば、アニメで主人公が後輩部員に「私留年したよ これからは同級生だよ」と話すシーンがありますが、青葉被告の小説の中には主人公が「このままだと留年だぞ」と言われる描写があったということです。
また別のアニメでは、主人公がスーパーで 2 割引の商品を買うシーンについて、青葉被告の小説では「50%引きの惣菜を買いあさる」という表現があったといいます。
京アニ側は盗用を否定。検察も冒頭陳述で、青葉被告が「アイデアを盗まれたと妄想を募らせた」と指摘しています。
一方、青葉被告の携帯電話を解析したところ、2016年から約2年半の間に、「京アニ」について少なくとも2539回検索されていたことも明らかになりました。
7日からは被告人質問が行われます。
(2023年9月6日放送「news zero」より)
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