ウクライナ「ロシアの要求は現実離れ」約3年ぶり“直接協議”成果は…【報道ステーション】(2025年5月16日)

約3年ぶりとなるウクライナとロシアの直接協議が、トルコで日本時間16日夕方から開催されました。15日から開始時間などをめぐって情報が錯そうしていた協議ですが、成果は得られたのでしょうか。

最初に動きがあったのは午前10時を過ぎたころでした。やってきたのはロシアではなく、アメリカ、ウクライナ、トルコでした。アメリカ側からはルビオ国務長官やケロッグ特使、ウクライナ側はウメロウ国防相率いる代表団です。1時間ほど行われたという3者協議。議題はこの後予定されていた、ロシアとの協議とみられます。

そして、その時がやってきます。3年ぶりに顔を合わせることになったウクライナとロシア。仲介役のトルコは同席していますが、アメリカ側の出席者はいません。

トルコ フィダン外相
「和平に至る道と、破壊や死へ進む道のどちらを選ぶか。ロシアとウクライナの双方が決めなければならない」

協議の映像が公開されたのはここまで。ロシアメディアによると、協議は2時間弱で終了しました。ウクライナ側は「ロシア側の要求が現実離れしており、これまで議論されてきたものをはるかに超えている」と反発しています。ただ、別のロシアメディアは「一時、協議を中断しただけ」と報じていて、交渉決裂になったのかはまだ分かりません。

もし協議に進展があれば、トルコに立ち寄るかもと言っていたトランプ大統領ですが、帰国した後、プーチン大統領と対面の会談を模索するようです。

アメリカ トランプ大統領
「国へ帰る時だ。娘に赤ちゃんが生まれた。その後、仕事に戻る。ロシアとウクライナがどうなるか見極めよう」
(Q.プーチン氏にはいつ会うか)
「状況が整えばすぐだ。今すぐ行ってもいいが、まずはかわいい孫に会いたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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