次のローマ教皇を選ぶ「コンクラーベ」が7日から始まりますが、その選挙にアメリカのトランプ大統領の影響力が及ぶかもしれないとの話があります。トランプ大統領といえば、“教皇姿”の画像が自身のSNSに投稿され物議を醸していますが、専門家は“ある気持ちの表れ”でもあると指摘しています。
この動画の記事を読む＞
https://news.ntv.co.jp/category/international/03f3a394bcf8414298ace61bbfd19881
■ホワイトハウス公式Xで投稿 “トランプ教皇”画像の真意は？
ローマ教皇の姿をしたトランプ大統領の画像が大統領本人のSNSアカウントに投稿され、物議を醸している中、6日にトランプ氏自身が言及しました。
トランプ大統領
「私は全く関与していない。誰かが私を教皇の格好にした画像を作って、それをインターネットに投稿したんだ。私は何も知らない。実はきのうの晩、初めて見たんだ」
藤井貴彦キャスター
「小栗さん、トランプ大統領が知らない中で画像が投稿されたということですね」
小栗泉・日本テレビ解説委員長
「そうは言っていますが、ただこの画像は現在も削除されておらず、ホワイトハウスの公式Xでも投稿され、1億回以上も表示されています」
「つまり、政府ぐるみで拡散しているわけで、その後も記者から『公式アカウントとしての信頼性を損なうのでは？』と追及され、トランプ氏は『勘弁してくれよ』とかわすのが精いっぱいでした」
■“教皇姿”画像の広まり…専門家「介入したい気持ちの表れか」
藤井キャスター
「ただ、こうした騒動になるのも、次のローマ教皇を決める選挙『コンクラーベ』が近づいているからですよね」
小栗委員長
「そうですね。いよいよ7日から『コンクラーベ』が始まりますが、この教皇選挙にもトランプ大統領の影響力が及ぶかもしれない、という話があるんです」
「現在、現地ローマに入って情報を分析している専門家・松本佐保教授は、トランプ政権が教皇姿の画像を広めた理由の1つとしては、『コンクラーベに介入し自分が操れる人を教皇にしたい』という気持ちの表れもある、とみているんです」
「トランプ大統領は先日、教皇候補の1人となるアメリカのドラン枢機卿について『彼はとても優秀だ』と期待を寄せるコメントをしました」
「松本教授は、ドラン氏はトランプ大統領と近いものの、そこまでべったりでもなく、教皇に選ばれる可能性は『ないわけではない』と話しています」
藤井キャスター
「もし、ドランさんが教皇に選ばれた場合はどうなるのでしょうか？」
小栗委員長
「亡くなったフランシスコ教皇は『改革派』として、女性の登用 やLGBTQなどの人たちに対する柔軟な姿勢、考え方を進めてきましたが、トランプ氏も推すドラン枢機卿は『保守派』とみられます。なので、教皇が進めてきた改革は『後戻りする可能性がある』と松本教授はみています」
■大混戦のコンクラーベ 専門家「予想は難しい」
藤井キャスター
「いよいよ明日から教皇選挙ですが、予想が難しそうですね？」
小栗委員長
「ドラン枢機卿は有力候補とまでは言えず、今回のコンクラーベはまさに大混戦。松本教授は『予想は難しい。いろいろな人に話を聞けば聞くほど難しい』と、語っています」
藤井キャスター
「長濱さん、コンクラーベの行方は気になりますか？」
長濱ねるさん（俳優・『news zero』火曜パートナー）
「トランプ大統領の動きをみても、コンクラーベ自体に世界中が注目しているなと感じますし、新しいローマ教皇の考えは世界中の信者に伝わって世界の情勢に大きな影響を与えるとも聞いたので、保守派と改革派、どちらが選ばれるのか気になります」
(2025年5月6日放送「news zero」より）
◇メンバーシップ「日テレNEWSクラブ」始まりました
月額290円で所属歴に応じ色が変化しステータスアップしていくバッジ特典や、ライブ配信のチャットで使えるスタンプなどの基本機能が特典となります!!
https://www.youtube.com/channel/UCuTAXTexrhetbOe3zgskJBQ/join
◇日本テレビ報道局のSNS
X https://twitter.com/news24ntv
TikTok https://www.tiktok.com/@ntv.news
Facebook https://www.facebook.com/ntvnews24
Instagram https://www.instagram.com/ntv_news24/?hl=ja
◇【最新ニュース配信中】日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/
#コンクラーベ #アメリカ #トランプ大統領 #日テレ #newszero #ニュース
powered by Auto Youtube Summarize
