
随意契約で売り渡される政府の備蓄米のうち、2022年産の「古古米」のオンライン販売が始まりました。すでに売り切れも出ています。
29日午前10時前。宮城県にある精米工場に到着したのは2022年産の備蓄米、「古古米」です。アイリスグループが国から随意契約で購入した備蓄米のうち、12トンが大型トラックで届けられました。
アイリスオーヤマ田中伸生管理本部長)
「今回の備蓄米は非常に期待が高いと感じている。品質に問題がないかしっかりチェックして、市場に出していきたい」
井口七海記者リポ)
「午後1時にアイリスオーヤマの備蓄米の予約販売が始まりました。クリックしてみると、アクセスが集中しておりますと出てきます」
アイリスグループでは公式通販サイトでこの備蓄米を5キロ2160円、送料込みで2560円で販売を開始しました。開始から1時間と経たずに、予約分は完売。
次回の受付開始は30日午後1時を予定しているということです。
楽天グループも29日午後から「生活応援米」として5キロ2138円、送料無料で販売を開始しましたが…すぐに売り切れとなりました。
国は契約した業者に順次、備蓄米を引き渡す予定です。道内ではいつ店頭に並ぶのでしょうか
1500トンの随意契約を申し込んだコープさっぽろ。店頭販売の開始は来月下旬ごろとなる見込みです。
またイオン北海道では来月中の販売開始を予定していて、価格は「5キロ、2160円を目安に検討している」としています。
午後4時すぎ「コメ担当大臣」こと小泉農水大臣が進める備蓄米の随意契約。
2021年産の備蓄米、「古古古米」を試食しました。
小泉農水大臣)
「うん…ちょっと硬いかな」
「ちなみにうちの職員の中には、炊き上がりの炊飯器を開けたときは、少しツーンとした臭いが、令和3年米は香りを感じたという人もいました」
国は30日にも米店や中小のスーパーなどを対象に、この「古古古米」の随意契約の受け付けを開始する予定です。
「古古古米」の随意契約の申請を検討しているのが、札幌や釧路で米店を展開する「こめしん」です。
こめしん徳山大介社長)
「今回備蓄米、古古古米を価格的な面で見ると、令和6年(去年)産で仕入れた半額なので、価格の魅力は米屋としてもある。(古古古米は)正直、いままで食べたことがない、みたこともない、お米が古くなってくると粘りが少なくなったりですとか、においが気になる部分、そういったところを確認」
この米店では「古古古米」の品質を確認したうえで、通常のコメとブレンドして飲食店や病院などの業務用に卸すことを想定しています。店頭での販売は予定していないということです。
こめしん徳山大介社長)
「説明会は参加し、どのような内容なのか情報探っていきたい」
オンラインで行われる農水省の説明会に参加し、申請を行うかどうか検討するということです。
<スタジオ>
随意契約の備蓄米、いつ、どこで買えるのか。大手スーパーなどの対応です。
2022年産の古古米について
【古古米(22年)】
▼イオン北海道・イオンマックスバリューザ・ビッグなど
来月中5キロ2160円を目安
▼コープさっぽろ
店頭は来月下旬から・宅配は7月上旬から
▼アークスグループ・アークス東光ストアラルズなど
なるべく早く販売
▼ロピア
道内での販売開始時期は未定
値ごろな価格で販売
▼サンドラッグ
道内での販売開始時期は未定
5キロ2160円予定
▼ドン・キホーテ
道内での販売開始時期は未定
5キロ2000円前後
▼コンビニエンスストア・ファミリーマート
28日1キロ432円で販売するとしていましたが
・セブン-イレブン・ファミリーマート・ローソンは申請するも受理されず。
【古古古米(21年)】
2021年産の古古古米について・中小の小売店や米穀店を対象に30日から申請開始
▼ダイイチ
申請する方針を固めた
▼ファミリーマート
古古米は受理されなかったが、古古古米を申請する予定
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