
リード文 去年から続く値上げラッシュであらためて注目を集めている食材があります。
「コメ」です。いまお米を使った加工品が売り上げを伸ばしています。
本文 河野記者「スーパーのお米コーナーには国産のお米がずらりと並んでいます。中には5キロ2000円以下で買えるものもあります」
日本人の主食「コメ」。
燃料の高騰などから生産コストが上がっているもののほとんどが国産のため円安の影響を受けにくく、他の食品に比べて価格が安定しています。
そんな中、米ぬかを抽出してつくる「こめ油」が人気を集めています。
北雄ラッキー山の手店井上裕康店長「時間が経つと普通の油だと油臭がしたり酸化しやすくなるんですけど、こめ油に関しては、時間が経ってもそういったことは見受けられないということで、売り上げで(前年比)130%くらいですね」
コレステロールを下げる効果があるとも言われているこめ油。ほかの食用油より価格が高いものの健康志向の高まりから販売量は年々拡大。
去年は、5年前と比べ3倍以上に増えています。
一方、食用油の不動のトップ、キャノーラ油は値上げが相次いだ去年、大きく販売量を落としました。
調査会社「インテージ」によりますと、急激にキャノーラ油の価格が上昇した結果、こめ油との価格差が縮まり、「どうせなら健康にいいものを買おう」と人気が高まっていると言うことです。
さらに、コメを活用したこんなお店も。
河野記者「店内に並ぶ美味しそうなパン。実はこれ米粉でできているんです」
札幌市西区にある「コメ・デ・パン」。
道内でも珍しい米粉パンの「専門店」です。
コメ・デ・パン樫村満幸店長「食感がモチモチしてて、それで腹持ちがいいっていうんでしょうかね」
国産の米粉で作られるパンのあっさりした味や弾力のある独特の食感からリピーターが多く、全国から小麦アレルギーを持つ人も買いに来るそうです。
お店で使っているオリーブオイルや砂糖、塩などほとんどの原料は値上がりしたといいますが米粉は値上げされていません。
コメ・デ・パン樫村満幸店長「やっぱりコメは日本が生産してますから。これからも上げないでほしいと思ってますけど」
お米は国内自給率ほぼ100パーセント。
北海道でも多く生産されているので、いろんな活用法が広がって行くといいですね。
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