
婚約者藤沢陽二郎に24歳の若さで絞殺された、悲劇のヒロイン菊容子さん。
日本人的体形の太ももの太さが特徴で、健康的なお色気の菊さん。1971年10月放送開始の「好き!すき!魔女先生」で主演。実はこれ、「仮面ライダー」放送開始の半年後で、「変身忍者嵐」「超人バロム1」放送開始の半年前。当初は、魔法を使う宇宙人「かぐや姫先生」と子供たちの日常を描いていましたが、2クール目辺りから菊さん演じる月光(つきひかる)が変身するアンドロ仮面が、悪の宇宙人クモンデスと毎週戦うヒーローものへとシフトチェンジ。
菊さん自ら仮面をつけて特撮アクションヒロインを演じていました。本邦初の特撮アクションヒロイン。円谷プロの「トリプルファイター」で笛真弓さんが、デーモンと戦い始める半年前。ヒロインが変身後も自ら戦う「流星人間ゾーン」のゾーンエンジェル誕生の1年3か月前。
小学校が舞台なので、ほかの番組でも顔を見る当時の有名無名子役たちが、大勢出演していました。
相手の先生役は森本レオ。
菊さんはこれ以降NHKにも出演し、順風満帆な女優人生を歩んでいたらしいです(特撮以外のドラマはほとんど見ないので)。
特撮番組としては、林寛子さん降板後の「変身忍者嵐」にレギュラー出演。
「人造人間キカイダー」にゲスト出演。
一方、藤沢陽二郎は、「柔道一直線」の最終盤、主役の桜木健一をいびる上級生役でのレギュラー出演はあるものの、以降はこの「好き!すき!魔女先生」「仮面ライダー」「イナズマン」のゲスト出演があるだけでした。結婚すれば、完全なる格差婚。
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