国鉄タキ24100形貨車

国鉄タキ24100形貨車, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=2931743 / CC BY SA 3.0

#日本国有鉄道の私有貨車
#かつて日本貨物鉄道に在籍した私有貨車
#1973年製の鉄道車両
#日本車輌製造製の貨車
#日本石油輸送
国鉄タキ24100形貨車(こくてつタキ24100がたかしゃ)は、1973年(昭和48年)に製作された、軽質ナフサ専用の 35 t 積 貨車(タンク車)である。
私有貨車として製作され、日本国有鉄道(国鉄)に車籍編入された。
1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化後は日本貨物鉄道(JR貨物)に車籍を承継された。
タキ24100形は、1973年(昭和48年)1月7日に、日本車輌製造にて全車16両(タキ24100 - タキ24115)が製作された。
落成当時の所有者は、日本石油の1社のみであった。
1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃32」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合1(大))が標記された。
1981年(昭和56年)11月9日に全車16両が日本石油輸送へ名義変更した。
常備駅は落成時より一貫して本輪西駅であった。
晩年には、本籍は変わらず本州で運用された車も存在した。
タキ17000形の派生形式であり、1ロットの製造のみのため形態の変化のない形式である。
キセ(外板)付き、ドーム無しタンク車であり、荷役方式はマンホールより上入れ、吐出管による下出し式である。
積荷の軽質ナフサは、低比重 (0.64) のため本形式のタンク容積 (54.6m3) は、日本のキセ(外板)付きタンク貨車の中で最大容積であった。
塗色は、黒であり、全長は14,330mm、全幅は2,720mm、全高は3,859mm、台車中心間距離は10,130mm、自重は18.8t、換算両数は積車5.5、空車1.8、最高運転速度は75km/h、台車は12t車軸を使用したTR41Eである。
最後まで在籍した15両が2001年(平成13年)度に廃車になり形式消滅した。

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