
第一次世界大戦後、ドイツは敗戦による賠償で苦しみ、さらにアメリカ発の不況で世界経済が悪化しました。
イギリスやフランスは「ブロック経済」でしのぎましたが、海外領土を失ったドイツは苦境に立たされました。
この不満を利用し、ヒトラーが台頭します。
一方、イタリアも戦勝国ながら不満があり、ムッソリーニが政権を握りました。
ドイツは失った領土ダンツィヒを取り戻そうとポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発しました。
イギリスとフランスが参戦し、ドイツはソ連と「独ソ不可侵条約」を結んでポーランドを分割する密約を交わしました。
ドイツはデンマークとノルウェーを占領し、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクを経由してフランスに侵攻し1か月ほどでパリを占領しました。
その頃ソ連は、ポーランド東部とバルト三国を獲得しました。
日本、ドイツ、イタリアは日独伊三国同盟を結びます。
イタリアはギリシャとエジプトに攻め込みましたが、イギリスに敗北しました。
その後、ドイツは「独ソ不可侵条約」を破りソ連に侵攻し、モスクワ近くまで攻めましたが、厳冬で進軍が止まりました。
日本はフランス領インドシナを占領します。
アメリカが日本への石油・鉄の輸出を禁止すると、日本は東南アジア進出のため、ハワイの真珠湾を攻撃します。
これによりアメリカが参戦しました。
日本は東南アジアを次々と占領していきます。
日本、ドイツ、イタリアの「枢軸国」に対し、イギリス、フランス、アメリカ、ソ連、中華民国が「連合国」として対抗しました。
日本とドイツは次第に連合国に敗れ始め、連合軍がイタリアのシチリア島を占領すると、ムッソリーニは失脚し、イタリアは降伏しました。
戦後の方針を決める会議がカイロやテヘランで開かれました。
連合軍はノルマンディー上陸作戦でフランスを奪還し、ソ連も東からドイツのベルリンに迫りました。
ヤルタ会談では、戦後のドイツやポーランドの扱い、ソ連の対日参戦、国際連合の設立が話し合われました。
その後、ソ連軍がベルリンを占領し、ヒトラーは自殺、ドイツは降伏しました。
ポツダム会談で、ドイツの分割統治と日本への降伏要求(ポツダム宣言)が決定します。
しかし、日本はこれを無視。
アメリカは広島と長崎に原爆を投下し、ソ連は日本へ侵攻してきました。
ついに日本は降伏し、第二次世界大戦は連合国の勝利で終結しました。
ミジンコでも理解できるように
分かりやすく解説します。
【BGM】
甘茶の音楽工房さんの「青い空を見ていた」と「MoonSpring」という
BGMを使わせていただいています。
本編
https://amachamusic.chagasi.com/music_aoisorawomiteita.html
エンディング
https://amachamusic.chagasi.com/music_moonspring.html
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